Activity report

2005年6月5日(日) 天気 快晴
10:00〜13:30 場所 木場公園
出欠 打上 サイゼリア
× × × 記入者
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  • 小学生とのテストマッチ
  • 4vs4×3試合?
  • 4vs3×2試合?
総評

帰ってきた木場公園

ついに我らが本拠地、木場公園が解禁されました。メンバーも久々8人集結。これでボールが崖の下に落ちる心配もなく、野球少年らとの接触プレーを気にす る必要もなく、バカップルのテニスレッスンに興奮することも なく、スポーツ新聞の「今夜は黄金貝」の記事に目を奪われる こともなく、ぐるぐるまわり続ける少年にこっち見てアピールされることもなく、オール電化の少年のテニスボールを捜す必要もなく、練習に集中することができるはずでした。

しかし・・・。やはり僕らの前には様々な強敵が待ち受けていたのです。

Chapter1 vs 深川ヴェルディ(仮)

最初に我々の前に立ちはだかった強敵は若き緑色の戦士達、そう深川ヴェルディJr.(仮)でした。

聞く所によると、彼らは本日ライバルと決闘をすべく木場公園に乗り込んできていたのだが、怖気づいた相手が敵前逃亡をしたため力を持て余していたようで す。DTが練習を始めようとするや否や、突然果たし状を持ってくるではありませんか。

第1条(決闘挑応)
決闘ヲ挑ミタル者又ハ其挑ニ応ジタル者ハ6月以上2年以下ノ重禁錮ニ処シ10円以上100円以下ノ罰金ヲ附加ス

そう彼らは”決闘”が現代の日本社会では罪になることも承知の上、勝負を挑んできたのです。相手はまだ、小さな少年らです。先の2月には決闘罪で少年ら が逮捕されたというではありませんか。しかし、ここで我らが背を向ければ、後で何を言われるかわからず、一生恥を背負って生き続けねばなりません。

第2条(決闘)
決闘ヲ行ヒタル者ハ3年以上5年以下ノ重禁錮ニ処シ20円以上200円以下ノ罰金ヲ附加ス

我々は受けました。禁固刑は嫌ですが、罰金200円以下であれば8人で割れば一人25円で済みます。ここは罪を覚悟の上、彼らの顔を立てようではありま せんか。

試合開始

少々アップ後、我々は少年サッカーチームと試合をすることになりました。相手は11人、我々は手負いの森を含めて8名、まあ大勢に無勢ではありますが、 年齢差を考えると8人でも多すぎるくらいでしょう。

試合時間は20分ハーフ。そう、彼らはこちらお腹の出具合を見て、持久戦に持ち込む作戦のようです。

第4条(立会い)
@決闘ノ立会ヲ為シ又ハ立会ヲ為スコトヲ約シタル者ハ証人介添人等何等ノ名義ヲ以テスルニ拘ラス1月以上1年以下ノ重禁錮ニ処シ5円以上50円以下ノ罰金ヲ附加ス

少年らの母親立会いの下、試合が始りました。我が子の戦いを目に焼き付けようと、彼らの母御が立会人を買って出たのです。

彼らのプレーは中々上手いものでした。頭領格の10番の少年は巧みに切り返しを繰り出し、簡単にはボールを奪わせません。序盤は相手の数の多さにDTは 戸惑い気味でした。

しかし、どうやら相手の精鋭部隊は前方に集中しており、後方の守りは数でごまかしていることが徐々に判明してきました。前方で一人ボールに触れなくてウ ズウズしていた私にようやくボールがまわってくると、酒へのパスかシュートかで迷った私はそのまま中途半端なキックを。そのボールに相手ディフェンダーが キーパーと接触気味に絡んだことからキーパーがキャッチし損ねそのままゴール。何ともあっけない1点でした。

しかし、DTは小学生相手に全く手を緩めようとはしません。高い位置からの激しいプレッシャー、平均身長がおおよそ20cmは違う相手にヘディング シュート、足を上げて危険プレーを繰り出す獣鍋、久々の大型フォワードと錯覚をおこして強烈なシュートを打ってしまう私、ドリブルで抜き過ぎの山、いい所 を見せたくてしょうがない”自称”手負いの森、相手が小学生とその親では「ヤル気」がおきない酒、自分が巧くなったと勘違いをしてしまった藤、そして久々の練習復帰に熱が入ったのか、4-0で試合の流れ が決まっているのに、さらに相手のやる気をそいでしまうような3点目を決めて立会い人をもドン引きムードにしてしまったMr.ストイック天

ええ、終わってみれば彼らに1点くらいとらせてあげるくらいの心意気を見せてもよかったのではないかと思いましたが、残念ながら私達にはそのような技術 も余裕もありませんでした。

少年らはまだ少年であるため、きっと他人の心のことなど考えたこともないのでしょう。流れが悪くなりだすと「〇〇ちゃんとつけよー」「〇〇何でフォロー にこないんだよ!」と頭領格の少年から後詰の少年達に指示のような罵声のような声が飛び交っていました。そんな雰囲気にさせてしまったのも、我々のせいで しょうか。いや、獅子は我が子を谷底に突き落とすというではありませんか。我々のプレーは、彼らの成長を願った愛のドルベンいや、鞭だったのです。

きっと、練習後にママさんらはファミレスで

「あの人 たちホント大人気ないわよね〜」
小学生相手に本気じゃなかった?」
「ああいう人たちをNEETっていうのよね〜」
「駄目よ!あの人たちのようになっちゃ!」
「穢れるからちゃんと禊(みそぎ)してきなさい!」

なんて会話がなされていたのでしょうか。

DTは今日から「深川NEETs」と いうチーム名になってしまうのでしょうか。

Chapter2 vs 管理者+旧日本兵

そんな戦が始る前、山藤鶴の間でこんな会話がなされていました。

藤 「なんか、変な人が見てるよ。」
山 「ホントだ、あれ旧日本兵じゃない!?」
鶴 「ホントだ!あの制服は旧日本兵だね!」

年をとっても兵士たるもの戦の匂いに敏感なのでしょう。制服・色黒の老兵が遠くから見つめていたのです。しかし、老兵は遠くから様子を見ているだけだっ たので、結局すぐに忘れられてしまいました。まさかこの老兵が今日のMVPになろうとは、誰も思いませんでした。

試合後、自主連をしようとしていると、深川ヴェルディ(仮)が公園の管理者と話し合っているようでした。

第4条第2項(場所提供等)
A情ヲ知テ決闘ノ場所ヲ貸与シ又ハ供用セシメタル者ハ罰前項ニ同シ

そう、管理人は敷地内で決闘が行われたことを知って、止めにきたようでした。深川ヴェルディとの話がつくと、こちらに向かってきます。そして、それを見た あの老兵もばつの悪そうな顔をしてこっちに近づいてくるではありませんか。

しかし、その後の会話は酷いものでした。

管 「駄目だよー。公園でサッカーやったら。君達みたいな体でボールけったら100mくらい飛んで危ないでしょう。」
DT 「・・・。100mは飛びませんよ。」
管 「本当は公園はボールは一切禁止なんだから。でも、それじゃかわいそうだからボール蹴って遊ぶくらいならいいけど、君達みたいにユニフォーム着て本気でやるのはだめだよ。」
DT 「いや、遊びですよ。ユニフォームが駄目なんですか?」
管 「いやユニフォームが駄目なわけじゃないけど、いろいろまずいんだよ。

ユニフォームは駄目なの駄目じゃないのどっちなの?

管 「ほら、このへんを占有することになっちゃうでしょ。わかる?占有って?」
DT 「馬鹿にしてんの?」

やっぱりNEETだと思われてるのだろうか・・・?

老兵が近づいてきました。

管 「あんた。ちゃんと注意したの?」

どうやら老兵は管理人の配属下にいるようでした。

老 「いや。今しようと思っていたんですよ・・・。」

いや、明らかに注意する様子はなかったですけど・・・。

管 「駄目じゃない。いつからやってたの?」
老 「いや。ついさっきからです。」

いや。1時間以上は経っていますよ。

管 「とにかく無断でサッカーは駄目だよ。」
老 「そうだよ。届け出てくれればやってもいいんだから。」
DT 「え。届け出ればやっていいの」
管 「!?。駄目だよ。届け出てもだめでしょ!
老 「・・・。」

一体どっちなのさ!?

老 「公園では駄目だよ。あそこにボール遊び禁止って書いてあるの見えるでしょ。」

あそこっていわれても、あんな50m以上も先の看板見えない よ。

ええ、老兵士は旧日本兵どころか、旧木場の専任旧「ク〇ン」兵でした。

DT 「じゃあ、軽くボール蹴るくらいにしておきますので。」
管 「まあ、君達があんまり強く蹴らないっていうのはわかっているから。今日はもうやってしまっているから黙認するから。」

ええ!!今日は黙認なの!?

管 「あれだよ。さっき100mっていったのも冗談だから。」

冗談!?そんな真顔で注意している時に冗談言ってたの!?

管 「いやー。なんだか丸め込まれちゃったなー。」

いや。勝手にあんたが丸くなっていったんでは・・・。

突込みどころ満載のやりとりでした。

Chapter3 vs バッファロー?

その後の練習の合間に、森がバッファローゲームについて熱く語っているではありませんか。「難しいんですよー」森はDTメンバー相手にバッファローの練 習を重ねていました。そう、彼は今晩バッファローゲームの正式試合があったのです。結果はどうだったのでしょうか?

しかし、彼のボキャ貧というか、誇大表現にはびっくりしました。

森 「聞いてくださいよー。ホントにいっぱいあるんですよー。」
大人 「何々?」
森 「えーと・・・。いや。いっぱいありすぎて。・・・」
大人 「ないんじゃん。」

一方、酒はバーベQで離脱。きっと途中で雨が降ってきて女の子とガード下で二人っきりになり、こんな展開があったのでしょう。

酒 「1000円くれてやるから見張っときな!」
HL 「ははー。酒坊ちゃま。今日もしっかり見張っておきます!」

epilogue 成ゲーム

サイゼリアでは2004年、WIPを受賞した成の話題で盛り上がるDT。あまりの盛り上がりで、店員から注意されてしまいました。

>成 欠席すると何があるかわからないですよ!!

獣が15時は帰るといいながら、17時ちょっと前になって。

獣 「ええ。もうこんな時間?そろそろ15時かと思ったのに・・」

一体どんな時間感覚をしているのでしょうか。

そんなこんなで、色々あった一日でした。

感想とか
  • 少年たちよ、強くなれ。(山)
  • 口の悪い少年を見ていると、昔の痛かった頃の自分を思い出しました。(鶴)
  • 小学生とやると、あまりのリーチの違いに自分が巧くなったと勘違いしますな。(藤)
  • 我々は喜んで少年たちの未来への礎となろう。(鍋)
  • 最近、脚本のネタがきれてきました。そろそろイギリスでも行こうかな!(忍)
  • 疲労等で、花道のデビュー戦みたいに視野がせまくなってしまいました。大人げないとか見通し甘いとかは、いまさら言いっこなしってことで(笑)(天)
  • 彼奴らの突起物に、みごと俺の角をぶっさしてやりましたよ。ぐへへへ〜。(森)
  • 今日は新しい店を決めるため、朝8時から12時間風の国の雑誌とにらめっこしてましたよ。(成)
  • 私は変質者ではありません。疲れました…(獣)
  • バーベキュー 僕は彼女に 胸がキュー♪(酒)
名言集
マッカーサー元帥曰く「老兵は語らず、ただ去るのみ」
木場の老兵曰く「老兵は働かず、ただ眺めるのみ」
成曰く「男は黙して語らず、ただぬくのみ」