第14回 FG Baby CUP 結果

目次

  1. 大会要綱

  2. 大会結果

  3. DT73試合結果

  4. 各員の感想

  5. 総括

大会要綱

実施要綱

場所
ららぽーとフットサルガーデン
日時
2004年9月23日(木祝) 10:30〜
参加資格
ビギナークラス
参加チーム
12チーム

競技既定

競技時間
予選:7分ハーフ、決勝:8分ハーフ
交代
自由
警告(イエローカード)
2枚で1試合出場停止
退場(レッドカード)
当該試合及び、次試合出場停止
勝敗のつかない場合(決勝トーナメント)
準決勝:3人PK、決勝:5分間Vゴール→3人PK

大会結果

予選グループリーグ

各グループの1位及び、各グループ2位の中で勝点(同点の場合は得失点、次いで得点で判断)が最も多いチームが決勝トーナメントに出場。

Group A(結果は不明)

PRD レッドコメッツユナイテッド SKY'H マッスルオブジョイトイ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
PRD
レッドコメッツユナイテッド
SKY'H
マッスルオブジョイトイ

Group B

キンパル DT73 ディサイド OZWALD 勝点 得点 失点 得失点差 順位
キンパル 2-1 5-0 1-1 7 8 2 6 1
DT73 1-2 3-2 0-4 3 4 8 -4 3以下
ディサイド 1-1 2-3
OZWALD 0-5 4-0

Group C(結果は不明)

ファンキーガイズ budou ルモイ・ユナイテッド マジョーラ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ファンキーガイズ
budou
ルモイ・ユナイテッド
マジョーラ

決勝トーナメント

不明

最終成績

不明

DT73試合結果

と、その前に・・・

問一:次の文章は9月18日にDTのMLに届いたメールの一部です。傍線部@にあてはまる筆者の心情を15字以内で書きなさい。

酒wrote
長期に渡って参加出来ていない糸と獣が同じチームなのは@不安が残ります。「2人が20日(の練習)に参加できるなら無問題なのですが。

このメールが大きな波紋を呼ぶことになります。長きにわたって受験指導及び受験勉強をしてきたDTのメンバー。このメールが届いたとき、メンバーはとっさに行間を読んだのです。

メンバー達の導きだした答えは一つでした。

糸と獣が同じチームなのは僕の足を引っ張りそうで不安が残ります。

以下、その波紋の疾走を一部抜粋してお見せします。

さっきの酒のDTへのメールは、ギャグですか?
彼らが20日の練習に参加すれば無問題と言い放つのも意味がわかりません。
どうやら僕がGKの時に『不安材料』が多いそうなので、僕の息子を三本目の手や足としてフル活用させて頂きます。

本人に悪気がないことは皆分かってはいるのですが、「こどもの日の論争」をはじめ、物議を醸すことの多い酒のメールです。結局、酒の大胆発言メールを以後「酒撫で」メールと呼ぶことにして一件落着。

山wrote
ちなみに明日のテーマは『不安材料を探せ!』です。
酒wrote
それ、僕です。がんばります!

ただ、一連の酒のメールが細木数子もびっくりの大予言をしているなど、このときの我々には知るよしもなかったのです・・・。

当日、なんとチーム結成以来初の全員無遅刻。前日深夜までゲーム「金八」をやっていた僕と鍋も、金八の生き様にならってオンタイムで到着です。

では、試合結果を。

第1試合

試合概要
対戦相手 ディサイド スコア 3-2 1-2 備考 得点:森 MVP
2-0 得点:山2 不安材料 糸獣酒
前半 メンバー
ポジション 背番 名前 記録
シュート ゴール アシスト セーブ 失点 ファール 警告 退場
PV 11 1 1 0 - - 不明 0 0
LAL 6 2 0 0 - - 不明 0 0
RAL 14 0 0 0 - - 不明 0 0
FX 13 0 0 0 - - 不明 0 0
GK 7 0 0 0 2 2 不明 0 0
試合の流れ

かれこれ7ヶ月ぶりの公式戦。メンバーの士気も高く、前回の大会と違い遅刻者ゼロ。審判も慈英と我がチームにとって追い風だ。

序盤はDTペース。糸獣酒も不安を感じさせない好調な滑り出しだった。森が果敢な突破で相手のスライディングを誘い、PKから得点。この時点で4分近く経過しており、リードしたまま前半を終えられると誰もが思った。

しかし、ここから不安材料が頭を擡げてきた。

キックインのミスから攻めの流れが途切れはじめ、

ゴール前でパスカットしにいったヘディングを躊躇したためパスを通してしまい、得点を許してしまう。

そして、1-1のまま迎えた最後の苦しい時間・・・

が酒に出したキックインが相手選手のところに飛んでしまった。

まるで湘北‐海南戦の桜木の最後のパスのようだった。

そのままシュートを決められ、その直後、無情のホイッスルは鳴り響くのだった・・・。

敗れはしたが、このチームはなかなかバランスが好いチームだ。惜しむらくは、基本的運動能力ではDT髄一と目される糸が、キックインのルールなど慣れない試合環境に阻まれ、実力を発揮できなかったところだろうか。しかしこの点に関しては、試合をこなすことで解消できるはずだ。今思えば、次の試合もこのメンバー構成でいけば、よりよい結果につながったかも知れない・・・。

それにしても酒の不安は的中した。彼には予言者かテリーマンの才能があるらしい・・・。

記者 忍 不安材料軍団(森を除く)
その他
藤に続き、酒が予言者の道を歩む。
後半 メンバー
ポジション 背番 名前 記録
シュート ゴール アシスト セーブ 失点 ファール 警告 退場
PV 9 1 0 1 - - 不明 0 0
LAL 7 0 0 0 - - 不明 0 0
RAL 8 0 0 0 - - 不明 0 0
FX 1 4 2 0 - - 不明 0 0
GK 13 0 0 0 4 0 不明 0 0
試合の流れ

不利な状況での後半スタート。後半のメンバーである大人気ない大人たちの体から立ち上る殺気(北斗琉拳の暗黒闘気)に気圧された慈英は、早くも子犬(チワワ)の表情だ。無理もない。以前の試合でDTの凶暴性(当たる忍、キレる鍋、野次る酒、にらむ嶋、折れる山、うるさい獣)に手を焼いているからだ。

※「折れる山」:大会や試合とは全く関係ないところで折れてます。

開始直前、山が「どっち(の)ボール(からスタート)?」と聞いたのを、「ドッジボール?」と聞き間違え、さらに「ドッジボール(よろしく相手にボールをぶつけまくって血祭りにあげていい)ですか?」と拡大解釈してしまった慈英は「ド、ドッジボールじゃないよ!フットサルだから!」と激しく困惑。

閑話休題。試合が始まった。前半ではバラバラだった相手チームの服装がオランダに統一されていたので「こっちが一軍か?」と思ったが大した違いはないようだ。

何よりチームがうまく機能したのが大きかった。山がカットから相手陣に攻め入ると、僕か鍋が後ろに下がってフォローする形ができていた。獣も好セーブをして得点を許さない。

攻撃も鮮やかだった。天のアシストに山が上手くあわせて2ゴール。理想的な得点パターンで久々の快勝だった。

このとき僕らは思っていた。この先にさらなる栄光が待っていると・・・。

記者 忍 大人組で逆転勝利!
その他
骨折後の大会初戦で勝てたのは素直に嬉しい(山)

第2試合

試合概要
対戦相手 OZWALD スコア 0-4 0-3 システム 学院トリオ MVP 慈英
0-1 大人+獣 戦犯 ブタゴリラ
前半 メンバー
ポジション 背番 名前 記録
シュート ゴール アシスト セーブ 失点 ファール 警告 退場
PV 11 1 0 0 - - 不明 0 0
LAL 7 0 0 0 - - 不明 0 0
RAL 14 0 0 0 - - 不明 0 0
FX 1 1 0 0 - - 不明 0 0
GK 13 0 0 0 0 3 不明 0 0
試合の流れ

たぶん、試合前のDTメンバーの頭の中はこうでした。

  1. OZWALDはキンパルに0-5で大敗(キンパル>OZWALD)
  2. キンパルはディサイドと引き分け(キンパル=ディサイド)
  3. DT73はディサイドに勝利(DT73>ディサイド)

∴ DT73はOZWALDに勝てる(DT73>OZWALD)

早稲○カで培った受験脳は乱暴な計算(by お腹)をしてしまったのでしょう。そしてその乱暴な計算が導き出した答えは・・・

史上最狂の「学院トリオ」をスタメンにする

やはり油断があったことは否めません。。

点数をとられるわ・・・とられるわ・・・

ときには4トップになるは超攻撃的な学院気質を目の当たりにしました。攻めはいいんですが。。。やはりFIXOが攻め上がったら誰かがフォローをしておかなければいけませんな。

しかもそれは全員が意識しないとね。きっと今後の練習に生かされることでしょ う。

まあGKの獣のセーブ数がゼロであったことは口が裂けても言えませんが、この試合はまったくいいところがないまま終わりまし た。

今後につなげましょう(泣)

記者 獣 3失点を喫して敗戦
その他
山の「おい、ブタゴリラ、早くしろよ。」発言に慈英が
後半 メンバー
ポジション 背番 名前 記録
シュート ゴール アシスト セーブ 失点 ファール 警告 退場
PV 9 1 0 0 - - 不明 0 0
LAL 6 3 0 0 - - 不明 0 0
RAL 8 0 0 0 - - 不明 0 0
FX 13 0 0 0 - - 不明 0 0
GK 7 0 0 0 3 1 不明 0 0
試合の流れ

もはや後がないDT73。点を取らなきゃダメってことはわかってるんですが…なかなかゴールまでの形ができません。

の国の噂では「大人組+獣」は全く機能しないなどと言われてい るようですが、そんなことはあろうはずがありません。たぶん・・・

しかし、試合はボールを支配できず守勢にまわる一方でした。

サイドへボールを流すも、もう一本、縦へのパスが通らず相手ゴールを脅かすことができません。さらに恐ろしいことに、パスの成功率と反比例して、鍋のキレ具合(⇒相手の5番&獣)が増幅していきます。

そして怒りが頂点に達したその瞬間、相手の5番に対して

「おい!何すんだ!」と噛み付きます。

※相手の5番が鍋のGKスローを妨害したため。まあ一般的にもキレどころではあります。

しかし、相手の妨害工作に遭い投げるタイミングを誤った鍋は勢い余ってペナルティエリアの外にボールを出してしまいました。ボールを手で持っていて、体はペナルティエリア内ではあったのですが、ボールが空中で外に出てしまっていたのです。

しかし、スーツや着替え、金八をはじめとする生活に必要なありとあらゆる物を忍の家に置いてあること に気づいていない鍋ですから、ボールが出ていることに気付かないのも仕方ありません。

その後、チームファール4つ目を取られ、FKを決められ万事休す…。

逆転はできずDT73は敗れました。

教訓:勝っているときは、チームをいじってはいけない(ジーコ)

やはり神様の言うことは聞いておくべきでした…。

みなさん、本当にファールには気をつけてクリーンなチームを目指しましょう。

特にプッシングとかに気をつけてください。あだ名がプッ○ーになってしまいますので。

記者 獣 怒りが収まらない鍋
その他
鍋は忍の部屋の家賃の半分を払ってあげて下さい。

第3試合

試合概要
対戦相手 キンパル スコア 1-2 0-0 備考 警告:森 次回目標 バンビ
1-2 得点:山 敗因 油断
前半 メンバー
ポジション 背番 名前 記録
シュート ゴール アシスト セーブ 失点 ファール 警告 退場
PV 11 1 1 0 - - 不明 0 0
LAL 6 2 0 0 - - 不明 0 0
RAL 14 0 0 0 - - 不明 0 0
FX 13 0 0 0 - - 不明 0 0
GK 7 0 0 0 2 2 不明 0 0
試合の流れ

絶対負けられない闘いがそこにはある

Baby Cupに4回出場のチーム(おそらく出場チーム中最多)が予選で敗退というのは、も〜ういい加減に止めにしたいところ。

みんな!ジーコの言葉を思い出すんだ!!

必勝の心構えのDT73は一試合目と同じ布陣で臨むことにしました。

このグループ内では、やはりキンパルに勝たなければ決勝進出は見えてきません。結局、ここで勝たなければいけないんです!そうなんです!勝ってい〜んで す!(慈英風)

第2試合とはうって変わって動きがいいメンバー。攻撃の組み立てもよくチャンスも生まれました。ディフェンスも徹底的に身体をはって、イタリア代表を彷彿とさせる堅い守りです。(言いすぎ)

得点をあげることはできませんでしたが、キンパルの強力な攻撃を0点に抑えられたことでチームは俄然勝利へ向かって走り出しました!

記者 獣 敗戦の傷跡…
その他
キックインのときに反則を取られることが多かった。要注意。
後半 メンバー
ポジション 背番 名前 記録
シュート ゴール アシスト セーブ 失点 ファール 警告 退場
PV 9 0 0 1 - - 不明 0 0
LAL 6⇒11 糸⇒森 1⇒1 0 0 - - 不明 0⇒1 0
RAL 8 0 0 0 - - 不明 0 0
FX 1 2 1 0 - - 不明 0 0
GK 7 0 0 0 1 2 不明 0 0
試合の流れ

前半を0点で押さえ、いよいよ後半。点を取って勝たねばならないDT73は開始直後から積極的に攻め続けます。FIXOの山も前線に上 がり、糸(⇒森)忍天からの縦パスを受け貪欲にゴールを狙う。

開始3分、コーナーキックから天からの折り返しパスを受けた山が角度のないところから技ありシュート!

キーパーの脇をすり抜けゴールネットを揺らしました。やった!

今までの試合展開からすると、得点がなかなか入らない状態が続きそうだったので、コートの外から見ているメンバーも・・・

勝った!!

こう思っていたはずです。

DT73結成から早や1年の月日が経ち、いよいよBaby Cupの決勝リーグへ進める日が来る…

誰もがそう確信した、いや、してしまったのでしょう…。

直後1分、落とし穴の予感です。

あれ?

なんか点決められちゃったぞ…?

右サイドの混戦から相手に押し込まれてしまいました。

一瞬の隙。

ドーハの悲劇から10年経った今でもこれだけは忘れてはいけなかった…

結局この後、さらに失点を重ね、攻めきれないまま万事休す。

結局油断大敵という超ポピュラーな格言をまざまざと思い知らされた大会でし た。

とりあえず次はフットサルのルールをしっかりと覚えてきましょー…。

記者 獣 獣 in カサンドラ
その他
先制点を奪って勝利を確信、いや、過信してしまったのが敗因。

各員の感想

総括

2大会ぶりに出場したFG Baby Cupでしたが、残念ながらまたもや予選敗退となってしまいました。今大会から初参加の糸が「相手のプレッシャーが全然違う」と言ってましたが、確かにその通りです。普段の練習では守備練習はしてませんし、守備練習がないということは、必然的に攻撃側もプレッシャーの中でボールをキープする、またはパスをするという練習が足りていないということになります。今後の練習の方向性が見えてきましたね。

実力的にはそれほど大差ないグループでした。勝つも負けるも紙一重。やはりこのレベルの大会では、気持ちとメンバーのバランスが勝敗を分けます。今後はポジションをある程度固定した上でバランスの取れたチーム作りを目指しましょむらう。

次回は大人組だけ(高校生組は文化祭の後片付けとかがあるらしい)でバンビカップに出場する予定です。ららぽのメガネ君に「君たちは所詮生まれたての小鹿だから」と参加を勧められたためです。

バンビカップは超ビギナークラスということで、ビギナーを超えたツワモノ共が集まる大会らしい。

Baby Cup をサイヤ人が集う大会とすれば、バンビカップはスーパーサイヤ人が集う大会と言えるでしょう。

まあ単純に考えてもBabyよりはバンビの方が強そうです。

5〜6人で予選4試合(+決勝トーナメント2試合)を戦わなくてはならず厳しい戦いになることが予想されますが、大人の意地を見せたいと思います。(山)