日 | 2004年07月11日(日) | 天気 | 灼熱 | |||||||||||
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時 | 10:00〜12:00 | 場所 | 東陽町コート | |||||||||||
出欠 | 亀 | 山 | 鶴 | 嶋 | 藤 | 鍋 | 忍 | 天 | 森 | 成 | 獣 | 酒 | 打上 | デニーズ⇒『69』⇒いな葉 |
× | 〇 | ○ | × | 骨折 | 〇 | 付添 | ○ | 〇 | 遅刻 | ○ | 〇 | 記入者 | 獣 | |
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総評 |
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予兆7月10日、試合前日の夜、藤からメンバーに一通のメールが届きました。
まさかこのメールが後々あれほど大きな意味を持ってくるとは…このときは夢にも思いませんでしたよ。 惨劇本日は東陽町コートで天の知り合いと練習試合です。先週、先々週と2週連続で遅刻をしていた山はこの日もシューズを忘れるという失態を犯しましたが、一旦家に戻りシューズを取ってきても尚、試合開始に間に合うという、森の「あり得ないロードワーク」に続く偉業を成し遂げました。他のみんなも時間に余裕を持って集まっておりました。 と思いきや・・・ 突然「自転車がパンクしたので遅刻します。」というメールが賊王様から届きます。はぁ…。 さて、そんなこの日の試合の相手は…おや、結構強そうですな。相手にとって不足無しと言ったところでしょうか。とりあえず軽くボールをまわして試合を始めましょう。時間ももったいないしね。 ・・・ええ、そんな軽い気持ちで始めた試合でした。 第一試合開始。 相手チームはまだ身体が慣れていないのか、DT73が有利に試合を進めています。 そして、試合開始から3分が経った頃… 藤が中盤で相手選手に積極的にプレスをかけてボールを奪おうとします。うむ、いいプレッシャーだ。 後ろにはちゃんと私こと獣がフォローに入っているし、序盤からいい連携です。 あれ、でも、確か私はこの試合は見学だったハズですが… どうやら試合に出たい気持ちが先走って私の魂が藤の体に乗り移ってしまったようですね。 そして、次の瞬間、悲劇の神がコートに舞い降りました・・・・・・。 パキーン!! 日常ではあまり聞いたことのない高い音が、コートに響き渡りました。どうやら藤の足と相手選手の足が激しくぶつかった模様です。やけに高い音だったけど、肌と肌がぶつかったような音だったなぁ。まあフットサルの試合ではよくあることですからね。 当然、藤もすぐ起き上がり…………いや、起き上がろうとし………… 藤が地面に足をつけようとした瞬間! え?まぢ?( ̄□ ̄;) 私は藤の足がヒトのそれとは違うことに気付きました。。。 藤の右足のスネが真ん中から「くの字」に"ぐにゃっ"と折れ曲がっていたのです。 ちょ、ちょ、ちょっと〜、どう考えても普通ではないですよ、その足は!! 写真からも分かるとおり、藤のスネは明らかにヒトのスネが本来持っている可動域を超えています。藤のスネはもはや新たな関節として変貌を遂げたと言ってよいでしょう。 そもそもヒトの関節の数は265箇所と言われています。その関節の多くは手足に集中しており、全体の約6割、144箇所が手足の関節です。私と種族が近いヤギやネコの手足の関節を数えてみると、ヤギ=60箇所、ネコ=118箇所と、より複雑な動きが要求される動物ほど、関節の数は増えています。つまり、関節の数はいわば進化の証とも呼べるものなのです。 藤はスネに関節を増やすことで、総関節数266箇所/手足の関節145箇所となり、この瞬間ヒトを超えた生命体へと進化を遂げたのです。 しかぁ〜し、一体どうしたことでしょう!?藤は複雑な動きどころか普通に歩くことすら、いや、 立ち上がることすらできません。 一部で「藤進化論」が唱えられるも、やはり「骨折」と考えるのが人間界の常識というものです。事態の深刻さにメンバーは全員が藤の周りに集結し、起き上がれない藤を囲みます。
どー見ても骨折です。しかもかなり痛い部類だと思われます。何と言ってもスネです、弁慶の泣き所です!あの弁慶ですら泣いてしまうんです。なのに、何故藤は笑顔なのか!? とりあえず私は急いでフロントに行き、救急車を呼んでもらいましたが、戻っても藤はまだ起き上がれません。
試合はもちろん中断中です。みんなは口々に骨折話を始め、藤の不安を煽ります。
しかし、私は、スネを折って横たわる藤にDT魂を見ました。
藤の顔には、漢が困難を乗り越えたときのような、清々しい笑顔が浮かんでいたのです。「驚羅大四凶殺」を闘い終えた剣桃太郎もこんな感じでした。 しかも横たわっている藤の姿は、タイのワット・ロカヤスタ(寝釈迦像)を彷彿させ、妙に色っぽくもあり、ひょっとすると藤は悟りを開いてしまったのではないかと思ったほどです。 ただ、藤曰く…
とのことです。藤は表情こそ笑顔であれ、心の奥底では、 「たすけてください!!たすけてください!!」 と叫んでいたに違いありません。きっと藤の心はサイバイマン そして、そんな藤の魂の叫びに応えてか、救急車が到着しました。 救急隊員の一人は藤の足の状態を見るや、無線を取り出し、
と、まるで藤を犯罪の被疑者のように扱う始末です。そして、そんな救急隊員の会話を聞いて思わず笑ってしまったことは言うまでもありません。 こうして救急車で運ばれる藤が少しでも軽症であることをを祈りつつ、また、付き添い役をかって出てくれた忍に感謝しつつ、試合が再開されることになりました。 猛暑の中の熱闘試合は第一試合の前半3分30秒の時点から再開されました。藤の弔い合戦ということもあり、メンバーが積極果敢にゴールを狙い、第一試合は4-0の快勝!見事に藤の仇を取ったのでした。 しかし、その後、藤忍を欠いたDT73は苦戦を強いられました。また、35℃という猛暑の中…メンバーはろくすっぽ動けません。 もちろん自転車のパンク を言い訳に朝から風の国でのお勤めに『精を出した』賊や『息子』の目覚 めとともに試合開始前に『一試合』励んでしまった鶴が動けなかったことは言うまでもありません。 賊は遅れてきた罰があたったのか、相手のシュートが目に直撃し、青い目のナルシカになってしまいました。また、日ごろからかなりの『悪行』を積んでいる天も顔面ブロックを強いられますが、もはやそんな天罰は慣れっこなのでしょうか、全く気にしていないようですね。(魔笑) 試合では、森のビューティフルゴールや山の時を止める「DIOシュート」、酒が右45°の位置(酒ピエロゾーン)から果敢にシュートを狙うなど、随所に良いところも見られました。 しかし、終盤に入ると、二○嬢が仕掛けたと思われるネットに捕まって動けない鍋に象徴されるように、体力の無さを露呈し1勝3敗という結果に終わりました。 ここで、藤が帰宅後に送ってきたポエムを紹介しておきます。
何はともあれ、 藤、一日も早い完治を祈ります。お大事に! 反省会 in Denny'sとりあえず昼食がてら反省会をしようと、近くのデニーズに入りました。話題の中心はやはり藤の骨折です。 何度言ってもキャンセルされないイチゴミルクにキレる鍋や値段は同じなのにアイスティーを何のセットにするかをしつこく聞く店員、「メニューください。」と言っても「はい、少々お待ちくださ〜い。」と言うだけで持ってこようともしない店員にキレて自らメニューを取りに行く山、また、先週に引き続き「値段の割には量が少ない」食べ物を頼んでしまう鶴などはおいといて… この日は、これまで「反省会」で反省をしたことは皆無のDT73が初めて「反省会」らしい話し合いを行い、次の2点が閣議決定されました。
さらには、冒頭でも紹介した、前日届いた「…脛にぶつけてしまったらごめんなさい」の藤メールについて、
そんな意見が出され、全員一致で決議を行い、今後、藤のことは畏敬の念を込めてこう呼ぶことにしました。 ノストラダ○ゴと…。 今後、大きな悩みや迷いを抱えている方、例えば大きな年齢差のある恋愛にお悩みのあなた、立場の違う恋愛にお悩みのあなた、そんなあなたはノストラダイ○にお伺いをたててみてはいかがでしょうか? きっと、預言者ノストラ○イゴが、素晴らしい決断を下してくれることでしょう。 ※素晴らしい決断=ネタとして面白い決断 と、そんな話をしていると、デニーズに藤が松葉杖をついて現れました。どうやら家族で食事に来たようですが、我々の方を見ようともしません。どうしたのでしょうか? ご両親から「もうあんな人たちと関わるんじゃありません!」とでも言われたのでしょうか?一抹の不安が我々の脳裏をよぎります。 しかし、不安は杞憂に終わりました。我々が藤と思っていた人は単に松葉杖をついていた別人だったのです。てか、タイミング良すぎだし…。顔も、というか髪型とかなんとなく似てるし。 『69』鑑賞会高校生組はテスト中ということもあり帰宅。山鶴鍋は藤の自転車を藤宅に届ける旅に出ます。賊は青い目のまま帰宅しました。さて、このまま解散かと思われたDT73だったのですが… 「どうしても 『69』が観たいんだーーーーっ!!」と天が木場の中心で叫んでしまいました。 その頃、山鶴鍋は藤宅に自転車を届けた後、参議院議員候補の又吉イエスの選挙ポスターを眺めていました。鶴は帰宅するとのことで、藤宅近くの駅で別れた後、自転車組の天獣と合流し、山鍋天獣の4人でヨーカドーにて映画鑑賞をすることになりました。 で、山鍋が合流するまで天と二人でヨーカドーのフードコートでお茶していたわけですが、まあ知り合いの多いこと多いこと。元3TのT、中2のIなどなど。。。K竜にいたっては私に向かって 「あれ、髪がうす くなったんじゃないの?」などと無礼なことを言い放つ始末。 『まあ、いいんで すけどね。』 ※まあ、いいんですけどね。 =全然よくないけど、ここで怒ってはシャレにならないので何とか耐えましょう。 さて、合流後、チケットを買うために並んでいると、またもや元生徒が登場。我々が『69』を観ることを知ると何をどう捉えたのか、大興奮する始末。賊王様、一体何故彼らはあそこまで興奮していたのでしょうか?不思議でなりません。 さて、映画『69』は、妻夫木聡主演の、1969年の佐世保を舞台にした青春ラブコメディーです。『純情』な高校生ケン(妻夫木聡)が、好きな子を振り向かせようと、愉快な仲間たちと妄想に耽りながら、学校という公権力に対して闘争を挑む物語です。 他の出演者もなかなか豪華で、柴田恭平・岸辺一徳・小日向文世・島田久作などのベテラン勢が脇を固め、原作の村上龍や井川遙も特別出演しています。 17:00からの上映を心待ちにする4人。しかし、山は1人だけ「ハリーポッターの前のCMだけが観たい。チケット買ってCMだけ観たら出てきてもいい。」と言って聞きません。 また、上映前は「眠い、疲れた。」などとウダウダだった山鍋も、映画が始 まった途端それどころではなくなってしまいました。 いきなり「尺八」が3連発!!!しかも一人はオカマです。 DT73のツボを心得ている作風にあっという間に引き込まれてしまう4人。 特に天は「尺八が印象的だった…。」 と、遠い目で感慨深げに語りました。昔の自分と重ね合わせてしまったのかも しれませんね♪ その後も、学校の女子更衣室に忍び込んだケン(妻夫木聡)たちが、更衣室の臭いを嗅ぎながら物色して動き回るシーンなど、もはや変態そのもののシーンが連続します。 そして、極めつけはケンの仲間の「指紋のない中村」という男!なんと彼は… 校長室の机の上に「う○こ」を散乱させます。 もはややりたい放題。無茶苦茶です。 注:「う○こ」と連続して書くのもどうかと思うので、今後はDT73用語で『大佐』と書かせていただきます。 ※どうか=一部のマニアックな人しか喜ばない 「自分、『大佐』 がもれそうであります!」なんて普通は言いません。まあ、この映画は何でもありなんでしょう。 「うぁあぁ あぁぁっ!!」と絶叫しながら、『大佐』を机の上に撒き散らす中村。 机の上に広がる『大佐』…。もちろん4人のテンションは上がり続けます、というか笑いが止まりません。 そして、いよいよ話もクライマックス。 先ほどの『大佐』シーンで既に満腹だったのに…この映画は常に私たち4人の期待を裏切ってくれました。 ケンたちが職員室で教師たちと争っていると、放送室に立てこもったケンの仲間岩瀬が曲を流します。
映画では、挙句の果てに放送室でかけていたレコードが古いせいか「 藤の骨折という惨事で幕を開けた休日でしたが、映画『69』は入場料1800円以上の満足とカタルシスを与えてくれた気がします。 R指定でないことに驚きを隠せないものの、DT73推奨映画と して長く語り伝えられていくことでしょう。勇気ある人は家族・恋人と見に行くのも可ですが、責任は負いませんので、悪しからず。 反省会 in いな葉夕食がてら反省会です。一体何時間遊べば気が済むのでしょうか?夕食時はどこも混んでますね。多少並ぶのは仕方ないことなので、とりあえず「いな葉」で夕食を取ることに。 予約名簿に「モサモト」と記名して、しばし待つことに…。
忍も再び合流し、改めて藤の骨折話に。付き添ったときの状況などを聞き、話はお見舞いをどうするか、という方向に向かいます。
ただ、ロングホーンは売ってないだろうということで、この案は脆くも崩れ去りました。 また、獣が将来結婚して娘が生まれたとき、その子の名前はDT73の投票で決めることに決まりました。現時点では、「もさみ」「胡蝶蘭」「栗捨(クリステル)」などが候補に挙がっています。 さらに、話は進み、腹ちゃんの問題発言について忍が怒りを顕にします。
えー、全く意味が分かりません。腹ちゃんの言う身分とは一体何なのでしょうか?藤と忍の間にある身分の違いとは一体何なのでしょうか?身分で言うなら、明らかに腹ちゃんは人間として最低の部類に入ります。 そして、この一連の会話から、相変わらず何の根拠も説得力もない受験指導を行っていることが分かります。 そして、この発言をされた忍には、腹ちゃんの背後に「登り棒」がくっきりと浮かんだようです。 追記悲劇が起こった東陽町コート近くには藤の記念碑が建てられた模様です。 (編集者注:今回の報告書の中に不適切な発言が多すぎることを、記入者に代わってお詫び致します。) |
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